【仕事】パチンココーナーにドル箱は必要か?ドル箱のメリットデメリットを考察

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ドル箱?

昨今のパチンコ店においては「各台計数機」または「パーソナルシステム」などと呼ばれる、いわゆるドル箱が不要となるシステムを導入している店舗が多い。

しかしそんなご時世でも未だドル箱を使用している店舗も多く存在するのも現実。なんならパーソナルからドル箱に戻す店まである始末。

そこには色々な理由が考えられるとは思う。この度転職をして後者の店舗、つまり未だにドル箱を使用している店舗で働く事となったのでその必要性をついて考察してみたくなり記事を書いている。

つまりただのチラシの裏記事である。ただ、膨大な量のチラ裏である。

だが業界関係者・ユーザーなら多少関心のある内容であり身近な問題だと思うので、是非目を通して頂きたい。特に経営層に近い方は現場の考えを知るきっかけ、時代に合った働き方改革のきっかけとして現実を見て欲しい。

先に結論を書いておくが、必要性は皆無である。現場で働く人間・ユーザー双方共求めていない。それがリアルの声。

未だにドル箱による見た目・演出を求めているのは現実が見えていない経営陣のみであるというのが持論である。

 

ドル箱を使い続ける理由

色々と理由があるとは思うが、聞いたことのある3つに厳選してみた。

出玉アピールになるから

ドル箱を使う事で出玉が出ていれば「この台は(島は)こんなに出ていますよー!」というアピールになるからという理由。要は島端から見てもどこが出ている・盛り上がっているというのが一目で分かるというもの。

一番多く聞く理由であるし、アピールになるというのも分かる。だが考えてみて欲しい。

出玉が出ていない場合はどうだろう?パッと見で出ていないのがバレる。そして無闇に出玉感をアピールしたとすれば射幸心を煽る事に繋がる為、警察に指摘されるリスクも高まる

昔からのパチンコユーザーなら知っていると思うが、昔は大量に出玉が出た場合は中央通路や島端などに一部移動させて射幸心を煽っていた。だがしかし今では見る影も無い。なぜなら一部店舗などで健全営業の為に禁止とする旨の指導を受けたり、有事の際にドル箱タワーが倒れて客が転ぶ・怪我をする・逃げ遅れるなどのリスクを回避する為である。

さて、出玉アピールと指導のリスクや人命に対するリスク。天秤に掛けたらどちらが重いのだろうか。

 

設備投資する資金が無い

そう簡単に従業員には言わないだろうが、全然あり得る理由である。小型店や中型店でも100台~200台程度、大型店ならば~600台や1000台に及ぶケースもあるだろう。

仮にシステム導入が1台10万だとしても一気に導入すれば数千万規模の費用が必要になる。20万ならその倍だ。

もちろん導入する事で数多くのメリットがあり、経費削減にも大幅に寄与する為いつかはペイ出来るハズ。だがそもそも現金がない・融資を受けられない等々の理由で導入出来ない店舗もあるハズである。

しかし資金繰りが上手く行ってない事をわざわざ露呈する経営陣もいないだろうから、真実は知る由もない。いつまで経っても導入しない店舗はちょっと頭の働く従業員やユーザーから、不信感を抱かれるリスクがある事も認識すべきである。

 

高齢者・スタッフが適応出来るか心配

ドル箱からパーソナルへの切り替えをした際に何度も現場を経験した感想から言わせて貰うと、パーソナルにしたくないが為の取って付けの理由でしかない。

慣れるまでの期間は必要かもしれないが80歳を超える様なおじいちゃんだってちゃんと説明してあげれば使える様になる。スタッフなんてもっての外。すぐに慣れる。

そして世間を見れば分かる事だが、1パチのみパーソナルなどにしているお店も多い。そして1パチは高齢者ユーザーが多い、にも関わらず彼らは順応している。全く問題なく使える訳だ。高齢者が適応出来ない心配などただの言い訳である事がお分かりいただけるだろうか。

使い方が分からなくて来店を嫌がるお客様が増えそうなんて声も聞いたことがあるが、全くの杞憂である。一時的に稼働が落ちる可能性は否めないが、ほぼほぼ戻ってくる。通いなれたユーザーには通うだけの理由があるからである。そして99%それは出玉感ではない。

家から近い・還元率が高い・場所が行き易い・仲の良いスタッフや常連客がいる・お気に入りの台がある・接客レベルが好み(過剰な訳では無い)などなど言い出せば沢山あるが全て、離反しなかった又は戻って来てくれたお客様から直接聞いた内容である。多くは還元率やお客様同士の輪、スタッフを理由に戻って来てくれる。

また、別の店でしばらく見かけないお客様に来なくなった理由を聞いてもパーソナルになったから・システムが分からないからという理由で離反したという話は聞いたことがない。更には出玉感が無くなったからなどという声は皆無であった。

この事実をどう受け止めるか熟考して頂きたい。

 

ドル箱を使い続ける事のメリットとデメリット

主観も多く含まれるかもしれないが、私以外の現場の生の意見も含めてデメリットの方が圧倒的に多いのでメリットから書いていく。(デ)メリットという言葉を書きすぎてゲシュタルト崩壊を起こしそうである。

もう我慢できないのでディスり始める事をご容赦頂きたい。

メリット

ドル箱

出玉アピールが出来る

パチンコのドル箱に限らずスロットのドル箱も同じだが、出玉があれば視覚的に訴えかけるのが簡単なので活気や出玉感を訴求するのが容易である。昔ながらの固い頭をもった経営陣に多くみられる、使い続ける理由である。

一利なくはないが現物の出玉が無いと集客出来ないというのであれば、つまり現物の出玉アピール無くしては運営をうまく進める事・ユーザーへの訴求が上手くできない為に集客出来ないという事を企業として認めるという事である。

更に、現ユーザーの多くは見た目よりも利便性を求めている。

設備投資をしなくて良い

ドル箱が壊れる事はそんなに無いので、長い間使いまわして行けば資金を投入しなくて済む。正直短期的な話であり短絡的な思考でしかないと個人的には思うが、資金繰りが上手く出来ないのであれば仕方ない。

しかし、そもそも設備投資もままならないのであれば既に経営に失敗している・企業としての信用獲得にも失敗してると言わざるを得ない。

一部ユーザーに好まれる

お客様の声を聞くと、稀に玉に触りたい・玉があった方が良いという方もいる。大概は高年齢のユーザーである。そう、昔が忘れられないのである。そういったユーザーに現物の銀玉が好まれる可能性はある。

だがこれから先、長くパチンコ店のユーザーになってくれるのはそういった高齢者なのだろうか?はたまた壮年層や若年層なのだろうか?答えは明確である。

 

デメリット

頑張って捻り出したもののリアルなメリットが3つしか書けなかったので、ここからはデメリットを挙げていく。いくつ書けるだろうか。

腰痛い

身体を痛める

個人的に思う最強のデメリットなので一番初めに書かせて頂く。このデメリットは多くの他のデメリットに通ずるものである。

ご存知の通りドル箱は重い。平均して1箱1500玉前後、ガチ盛りにする頭の悪い客が入れると2000玉以上入ったりする。パチンコ玉は1玉5g程度なので1箱で8kg~11kg以上にもなる。数回の上げ下げなら何てことないが、狭い椅子の間や通路で安定しない体勢でこの重量のものを1日数百回の上げ下ろしするのである。それを毎日毎日。足腰を痛めて当然、小学生でもわかる。

ちょっと脱線して補足として言っておくが、あなたがユーザーならドル箱にガチ盛りする行為はやめた方が良い。デメリットしかない。

まず箱を重ねる時・運ぶ時にポロポロと玉が零れる事が確定する。せっかく出した玉の一部がホールに転がり、あまつさえスタッフに拾われて他人の玉になってしまうのである。また物理的に無理のあるガチ盛りをする人はスタッフから疎まれること請け合いである。零れる事が想像できないのか?出してるからドヤしたいのか?玉を抜かなくても問題ない事を知らないのか?という事である。100%嫌われるのでいい事は何もない。

一応知らない人もいるかも知れないので教えておくが、大当りなどで出てくる玉をずっと抜かなくてもパンクなどしない。昔は玉が詰まると打てなくなったりする台もあったりしたが、今はそんなもんないのである。だから急いで次の箱に玉を移す必要は皆無なのである。打ち込んだ分は全て後から出てくる。だからそんなに慌てないで落ち着けと小一時間説教したい。

話を戻すが、この重たいドル箱の上げ下げのせいで腰を痛めるスタッフが非常に多い。それを理由に出勤を減らしてしまったり退職してしまうスタッフも非常に非常に多い。辞めずに働いているスタッフでも不満を抱えているスタッフは非常に非常に非常に多いのである。

そういった生の現場の声を上層部は理解した上でやっていて、スタッフの健康よりも出玉感が大事と皆の前で言えるのだろうか?言い方に悪意を含めるが「お前らの健康よりも出玉感を煽って金を得る事の方が大事だ!」という事である。少なくとも私には言えない。自分を含め、働いてくれているスタッフが可愛そうで仕方がない。

 

離職ラッシュ

離職率の高騰

前述の通りドル箱が辛い・腰を痛めたという事を理由に退職するスタッフがめちゃくちゃ多い。体感では10人入社したら9人は体の不調を訴え7人はそれを理由に離職するレベルである。あり得ないくらい高い。

入社してくれても長く続かない為、成長して来たかと思っても大半が離職してしまう。つまりスタッフレベルの底上げがいつまで経っても叶わない。そしていつも人手不足。いつまで経っても上が楽にならない。という負のスパイラルを生み続けている。

これでは店にノウハウが蓄積され辛く、人が成長し辛い環境となり、せっかく育てたスタッフが離職する事で残ったスタッフのモチベーションがダウンする。この末路は、耐えきれなくなったベテランスタッフの離職・社員の負荷激増・社員の離職・企業に優秀な人材が残らない・企業の衰退であると考える。そりゃ当然の結果である。もうそういう時代ではないのだから。

経営陣はこの時代に離職率が高い事に対してもっと危機感を覚えるべきである。一部企業を除いて多くの企業では人手不足が叫ばれる時代である。昔の様な人海戦術・使い捨ての思考ではこの先に待ち受ける少子高齢化社会で確実に破綻する。働き手無くして運営は不可能だし、良い人材の確保がより困難になるであろうことは想像に難くない。

今は、昔の様な根性論が通用する様な若者はほぼいない時代である。辛ければすぐに辞める。だって仕事は沢山あるのだから。だとすれば企業は今から何をしておかなければいけないのか明白である。出来るだけ雇用満足度を高め、離職率を下げ、ナレッジを溜め、経験豊富な従業員を増やす事である。

そのやらなければならない事が叶わない一番の障壁はドル箱使用なのである。もうとっくに時代は変わっているのだよ。

人手不足

人手不足とその弊害

前述の通り離職率が高いがゆえに慢性的な人手不足に陥る。そうなると皆無理をせざるを得ない為、1人当たりの負荷が上がる。結果、更に故障者が増え離職が増える。更に人手不足に陥る。これが負のループ①。

慢性的な人手不足の為、社員の多くは終日ホールに駆り出される。社員なので週平均5日間、毎日のように体を酷使してこちらも故障者が増える。更に社員の多くが終日ホールにいたら、決められた作業すらままならない。ましてや改善や自分のやりたい事が出来る時間なんてない。むしろ時間が足らず優先度の低い作業は翌日以降に回す始末。そんな毎日では働き甲斐とは無縁である上に職場環境の整備なんて夢のまた夢である。結果、早期退職に繋がりこちらもナレッジは溜まらない上に常に人手不足。優秀な人材が残り辛い。これが負のループ②

アルバイトさんもそうだが、特に一部の気分で仕事をする様な社員は人手不足・時間不足・疲労でイライラを全面に出してくる。心無いインカムが飛び交う事もチラホラ。そうするとそれを聞いたアルバイトの一部が人間関係が嫌になり離職する。そして人手不足は加速する。これが負のループ③

ざっと思いつくだけでも、とても健全な営業・企業発展とはかけ離れた環境になっている事がお分かりいただけるだろうか。もちろんこんな負の連鎖はこの業界に限った事ではないが、身体を壊すことは一生もののキズを負う事になりかねないし無理のある働き方は働き方改革が叫ばれるこのご時世に合わない働き方である。ここまでくると、もはや人件費が上がる前にわざと辞めさせて下っ端は使い捨て、新しい人員を低コストで使うという風にしてるのではとすら思う。

故障者の続出や震災時の逃げ遅れ、過労死などが発生してメディアに取り上げられなければ改善する気はないのだろうか?従業員の身体を大切に出来ない企業が果たして真の意味でお客様に良い遊技環境を提供して企業発展させる気があるのか?甚だ疑問である。

 

面接

人材確保が困難に

さらっと触れたがそもそも働き手が大きく不足する時代に突入している。そんな時代に労働環境が悪いと噂になる様な所に入社してくれる人は多いのだろうか?そんな訳がない。現時点で人手不足なのであれば、現状のままでは間違っても人手不足が解消されることはない。これは断言出来る。

ことパチ屋に関して言えば、パーソナルで働いたことがある人間が同じ様な時給でドル箱の店で働こうと思うだろうか?もちろんNoである。現状働いている人は何かしら他の理由があるからである。バイトであれば同じレベルの時給・同じような距離であればどう考えても楽な方に行く。社員であってもそうそう大差ないハズである。

ではどうすれば人材確保が出来るのか?設備を変えないのであれば結局は賃金アップや福利厚生向上などに投資して別の部分で魅力を出すしかないのである。結局金は掛かる。中長期的に見れば設備投資に必要な金額と同等かそれ以上の経費増となるハズである。早期に全パーソナルに切り替えた企業では社員・バイト共に離職率の大幅低下が確認出来ており、ユーザーにも定着している。結果を見ると先見の明があったと言わざるを得ない。

年間コストを適当に考えてみたが、仮に社員50人バイト250人の企業が社員のへの待遇アップや採用費などで月150万・バイトの採用費や時給アップなどで月トータル50万かけたとする。毎月の増加分は200万、年間2400万にも及ぶ。もうちょっと費用を抑えたとしても、代わりに設備投資に回しても2・3年くらいでペイ出来そうな金額である。

金額を抜きにしても、金か人材かどちらが企業の未来の為かは考える由もない。

 

一部お客様の離反

現物の出玉を好むお客様とは逆に、パーソナルを好むお客様も非常に多くいる。お客様本人から沢山のお声を伺っているので間違いない。ユーザー側のメリットを今一度考えてみて欲しい。

ドル箱使用だと、箱がパンパンになる度にスタッフを呼ばなければならない。交換するのにもスタッフを呼び、ドル箱の上げ下げにもスタッフを呼ばなければならない。台を移動しようにも大量の玉を持って移動するのは困難なのでスタッフを呼ぶしかない。しかし人手不足なので大概しばらく待たされる。待たされるとイライラするし、キリが良いところで帰宅しよう!という選択肢が生まれる。そして店側の機会損失となる。

またドル箱から台に玉を移す際にユーザーが玉を触る必要があったり、ワンプッシュ当たりの回転数が分からなかったり現在の自分の持ち玉数が何玉なのかが計数するまで不明確であったりと、ユーザーのデメリットは多い。

逆にパーソナルシステムであればこれらほぼ全てのデメリットが解消される。遊技開始から終了までは休憩やトラブルがない限りスタッフを呼ぶ必要がない。玉を直接触る必要もなければ現時点の持ち玉もすぐにわかる。さらに言えばスタッフは清掃に多くの時間を割ける様になるので、遊技環境の清潔さが保たれる。ユーザーとしては良い事しかない。

実際にお客様の中にはパーソナルでしか遊技しない!という方も一定数おり、そういう方は出玉を求めているのではなく純粋に遊技を楽しんでいるユーザーである為に優良顧客である事が多い。ここでいう優良顧客とは、遊技結果の勝ち負けに依存せず定期的に来店遊戯してくださるお客様のことである。当然ながらこの優良顧客を多く抱えられるお店は強い。

スタッフに余裕が出来るとこの優良顧客とコミュニケーションを取る機会も多く得られるため、普段聞けない意見や提案なども聞けたりスタッフと仲良くなることで来店頻度を上げる事が出来たりと相乗的にお店にとっても良い事が増えていく。

 

1つ1つが長くなったのでこの辺にしておこうと思うが、ここまで読んでさてどう考えただろうか。これでも出玉感を盾にドル箱の使用を続けますか?ユーザーはドル箱店舗に行きたいと思いますか?

ちなみに私もユーザーだが、敢えてドル箱点を選ぶことは無い。

 

物思いにふける若い女性

まとめ

アルバイト含め、ホールに常に出ている現場の人間からするとドル箱の使用を続けることは悪でしかない。身体を壊し離職を招き人手不足に陥りそこから抜け出せなくし、内部環境を改善することを困難にする悪でしかないのである。出玉感?馬鹿言っちゃいけねぇ。人の身体とお店の印象のどちらが大事なのだろうか?

解消しようにも人材確保が困難なうえにすぐ離職する為、一向に改善できない。残された者が無理をしてもお客様へのスピーディーな対応など実現不可能なのである。それこそ必要最低限の人員の1.5倍くらいの人員を毎日確保しなければ丁寧な接客なぞ実現出来ない。

そんな状況にも拘わらずだ、上層部というのはバカの一つ覚えみたいに接客しろ接客しろと言うのである。ここで言われる接客とは、満面の笑みや目の前のお客様を優先する行動やアイコンタクト・丁寧な対応などを指すことが多い。

ちょっと待てと。お前出来んのか?やってみろや!と問い詰めて最低3ヶ月位はやらせたい。瞬間的に呼び出しランプがいくつも付いて消しては次がついて、消してはまた次が付く様な状況で、お客様が来るのを待って丁寧な動作?丁寧な接客?をしていたらとてもじゃないがホールが回らない。お客様を長い事またせることになり、それはお客様への大きなストレスに繋がる。小学生でも分かる。

アイコンタクト?馬鹿言ってんじゃないよ。クソほどランプが次々と付くのに、しっかり全てのお客様とアイコンタクトしてたらホール状況なんて見れないんですよ?

笑顔?それがしっかり出来るのは余裕がある環境でだけだよ!忙しくて人手不足でお客様お待たせしてるのにニコニコ笑顔でホール回せるかい!と。これが現場の現実でありバイトや下っ端社員の声ですよ。

そもそも接客接客言うくせに常に接客が出来てホールも回せる上司なんて一人も見たことがない。それこそ副社長や部長レベルの高職位がホールを手伝うのも見た事あるが、手伝うのなんて一瞬なのにその一瞬すら笑顔の1つも出来ない様な奴しか見たことがない。逆に一瞬しかいないんだから出来て当たり前なのにそれすら出来ない事を部下に強要するなっていうね。それでも出来てると思ってるやつは周りが気を遣ってサポートしまくってるだけですから。人に言うなら背中を見せてみろよと。

あといい加減パチンコ屋で言う接客ってちょっとズレてる事に気付こう。笑顔?アイコンタクト?必要だけど根本は違うだろ。一瞬だけ笑顔見せようが目線合わせようが大して好印象にならんよ。接客ってそうじゃなくて相手の求めるモノ汲み取れるか・相手を思う気持ちを行動で示せるかとかいうおもてなしや感謝の気持ちを伝えるものじゃないんかね?と個人的には思う。人手不足で忙しくて身体も辛くて、一人ひとりのお客様を接待なんて出来ると思うかい?

 

そこでパーソナルシステムの導入ですよ。これらの問題の大方を一瞬で片付けられる訳です。

重たいドル箱で脚腰を壊すことが無くなります。すると離職率が下がり採用率も上がります。人員の確保を焦る必要が無くなり、人件費や採用費が大きく落とせます。

従業員の一人一人に目が向けられるようになるため成長を促すことも出来、見てくれているという事が伝わると雇用満足度向上に繋がり更に離職は減ります。スタッフ一人一人の経験値が溜まることで、全体のレベルアップが可能です。

イライラが少なくなり人間関係が良好になります。人間関係が良好になるとチームワークが向上し、店舗が良い方向へ向かう意見が出やすくなります。

時間的余裕が確保しやすくなるので、行き届いていないメンテナンス・清掃・オペレーションや作業の改善を進める事が出来る様になります。台トラブルの減少・美観の維持・業務改善による効率化が可能となり、労働環境の改善が進められます。結果的に費用の削減に繋がります。

交換などでお客様をお待たせする事が大幅に減少します。通路や台間が広々とし、台周りの清掃や管理に目が行き届きます。お客様の手を汚す瞬間が大幅減少します。どれもユーザーストレスの大幅減となります。

台移動が楽になり店内回遊率が上がります。出玉を使う為のドル箱上げ下げが無くなり、持ち玉使用率が上がります。こういった要因でアウトの向上が見込めます。

 

結論、ドル箱なんてさっさとやめましょうって話。

ついつい最後まで読んでしまったP店幹部の方。人材が流出し企業が衰退する前にさっさとパーソナルを導入しましょう。逃した人材は戻りません。

その他P店スタッフの方。上司にパーソナル導入を呼びかけましょう。もしくは身体を壊しまくりましょう。相次いで故障して店が回らなくなるあるいは離職率が高騰すれば頭の固い上層部が首を縦に振るかもしれません。

ユーザーの方。ドル箱店に行くのを止めましょう。多くのユーザーが離反すれば人件費>>利益の構図が拡大していく為、しばらく行かない間にパーソナルになっているかもしれません。

長くなりましたが今一度、現代のP店におけるドル箱の必要性を考えてみました。もう令和ですよ。

読んでくれてありがとうございました( ;∀;)

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