ゴゴジャンで取引ツールを販売開始しました。
MT5専用になります。
トレードをしていると、こんなことがありませんか?
- ロウソク足の動きを見ながら発注や決済がしたい
- ポジション数が多く、SL/TP設定のドラッグがやり辛い
- 損益分岐点か分かり辛く、ストップ位置があいまい
- 取引ツールの通貨ペア選択がめんどくさい
- 買いポジションと売りポジションを別々に決済したい
- 全ポジション一気に決済したい
私は結構あります。取引ツールの通貨ペア選択を間違えて発注や決済をしたり、ドラッグしてストップをズラしたいのに目的のポジションじゃないラインを何度も掴んでしまったり・・・。
パッと出来ないことが多くて、ああああっ!!となってしまう瞬間が結構あります。
何かいい感じのツールは無いかなー?と一応探してはみたものの、希望に沿うもには見付けられず・・・
なので自分で作ってしまいました。
ツール概要
ビジュアル
ツールの見た目に関してはこんな感じです。
こいつをチャート上に表示させて、発注〜決済まで一気通貫で操作してしまおうといったものになります。
対象となるポジションはツールを適用しているチャートの通貨ペアのポジションのみです。例えばゴールドのチャートに適用したのであれば、ボタン処理の対象となるのはゴールドのみです。
後述しますが、チャート上でのツール表示場所の移動・縮小やカラーカスタマイズが可能となっています。
何が出来るのか
大まかには3つの事が出来ます。
- ロット数を設定して発注
- Pips幅を設定して一括ストップ設定(売り/買い)
- ポジションの一括決済(売り/買い/全部)
この中でも一番欲しかったのが一括ストップ設定です。
私のトレードの仕方だとロットの小さいポジションを複数持つことが多く、その時にチャート上でストップのラインをドラッグするのが非常にやり辛くて・・・。ボタン一つで全ポジションのストップ設定出来たら楽なのになぁといつも思っていました。
決済機能に関しては両建て時位しか売り買いを分けて決済する事もないのですが、まぁあったら便利かなと。
ストップ設定と決済が出来るなら発注も出来ちゃえばコレ1つでトレード完結するんじゃね?って事でオマケで実装しました。
機能説明
少し詳しく機能の説明をします。
発注機能
みた目のままの機能で、「Sell」ボタンで売り注文「Buy」ボタンで買い注文が出せます。
発注するロットは「lot」入力欄に指定します。入力値は数値として扱えるかチェックしており、エラーとなった場合は0でリセットされます。
発注可能数量かどうかは考慮していないので、発注不可能な場合は普通に発注エラーになって注文が通りません。
ストップ設定機能
「Sell-SL」ボタンは全ての売りポジションに対してストップ設定を、「Buy-SL」ボタンは全ての売りポジションに対してストップ設定を行います。
ストップ幅は「Pips」入力欄に指定します。こちらも入力値のチェックは行っています。
ストップロスが置かれる場所は平均建値を基準に計算されます。
例えばPipsに”20”を指定してSell-SLボタンを押すと適用している通貨ペアの売りポジションの平均価格に対して20Pipsの損失となる位置にストップを設定します。
また、Pipsに”-20”を指定すると20Pipsの利益となる位置にストップを設定します。
–20Pips指定 → 20Pips利益の位置にストップを置く(利益確保
といった感じです。文字で書くと分かりづらいかもしれませんが、実際に使ってみると体感的に覚えると思います。
こちらも設定不可なPipsを指定すると注文エラーとなります。
今回ストップ位置が平均建値を基準に計算されるので、以前にリリースしたshowAveragesPPとの相性が抜群に良いです。showAveragesPPは売り買い別に平均建値の位置にラインを表示し現在の平均価格・獲得Pips・損益を表示してくてますので、ストップ設定をする際にかなり役立ちます。
上図が今回のEToolとshowAveragesPPを併用しているチャートなのですが、視覚的にかなり分かりやすいんじゃないかなと思います。上のラインが売り平均の位置で下ラインが買い平均の位置になります。
ストップ位置がPipsでの指定になりますが、通貨ペアによって1Pipsの値幅が大きく変わります。ドル円の50Pipsとゴールドやビットコインでの50Pipsは全然違いますので、そこを考慮するのにもshowAveragesPPは役立つと思います。
間違えて建値の近距離にストップを設定してしまうと、速攻で決済されてしまう可能性もありますのでご注意ください。
決済機能
こちらも見た目のままで
「BuyClose」ボタンで買いポジションの一括決済
「AllClose」ボタンで全てのポジションを一括決済
となります。
基本的には売りか買いの一括決済しか使わないとは思いますが、両建てしててよくわからんってなった時に損益の良きタイミングで全決済する為に実装してます。
もちろん片方のポジションしか持っていなくてもAllボタンで全決済出来ます。
決済は1ポジションづつ・古いポジションから順に(確か)行われます。証券会社や相場状況によっては複数ポジションの決済に多少の時間が掛かる場合もあるかと思います。
その他・カスタマイズ
ツールの移動・最小化
ツールはチャート上でドラッグして移動が出来ます。
上記画像の部分(ツールの上バーの部分)をドラッグすることで、チャート上の任意の位置へ移動出来ます。チャート切り替えや時間軸切り替えしても移動した位置は記録されます。
また、ツール右上の最小化ボタン(✕ボタンの左)を押すと下図の様に最小化されます。
この状態でも移動が可能です。最小化状態でもう一度最小化ボタンを押すと、元のサイズに戻ります。ツールの位置は記録されているので、移動していてもそのままの場所で展開します。
右上の✕ボタンを押すと、ツールが終了します。
色設定
EToolのプロパティがこちらです。
色を選択出来るところは好きな色にカスタマイズして使う事ができます。ORDER BLOCK~COLOR SETTING ENDまでは色の設定になります。
ORDER BLOCKから下 : 発注部分のオブジェクトです
STOP BLOCKから下 : ストップ設定部分のオブジェクトです
CLOSE BLOCKから下 : 決済部分のオブジェクトです
各変数名については
*** – BackGround : ***の背景色
*** – Border : ***の枠線の色
*** – Font : ***の文字色
となっています。一度変更してみればどこが変わるか分かると思います。
その他設定
その他の設定に関してですが、以下の設定が可能です。
DefaultLot:初期表示するロット数を設定
DefaultPips:初期表示するPipsを設定
チャート上でロット数やPipsの値を変更することでも値の変更は可能です。
MagicNumber : マジックナンバーを設定可能
Slippage : 許容するスリッページ(ポイント)
色の設定も含め、すべての設定はプロパティ変更したものは記録されます。が、ツールを終了してしまうと再度適用した際にはデフォルト値になってしまいます。
通貨ペアごとにデフォルトロットやPips指定値など違うと思いますし、お好みの配色が作れたときなどは出来ればカスタマイズを記録したいですよね。
そんな時はプロパティの値変更後に設定画面右下の保存ボタンを押してください。保存ボタンを押すと設定した値のデータセットに名前を付けて設定ファイルとして保存しておくことが出来ます。下図のボタンです。
一旦保存しておけば再度同じ設定にしたいときは、プロパティ画面右下の読み込みボタンを押して保存した設定ファイルを指定するだけでカスタマイズが再現できます。
ツールはこちらから
ETool
今回説明させて頂いた取引ツールのETool取得に関しては、下記ボタンからゴゴジャンページへ移動出来ます。記載内容はほぼ同じです。というかブログのほうがやや詳しく書いています。
showAveragesPP
併用すると便利だよーって紹介させて頂いたshowAveragesPPに関して、説明等は下記ページを参照ください。
販売しているゴゴジャンへは以下のボタンからお願いします。
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