10年くらい使用していたVAIOのノートPCがやたらと処理が重くなりかなり効率が悪かったので、お手頃な価格でそこそこ処理が早そうなPCを探していました。
ネット上でPCを探し始めるとメーカーも種類もありすぎてどれを買ったら良いかわからないくらい情報が出てくるので、予算とスペック目安を決めて探しました。
画像や映像の編集などの重たい作業はあまりする方ではないですが、FXや軽いプログラミング・ゲームなどをする方のPC買い換えの参考になる情報として記事にしておこうと思います。
私自身が探す時も「トレード向けパソコン」とか「エクセルがサクサク動くパソコン」とかで検索してみましたが、しっくりくる情報に出会えず。
検索に出てくるのは結構値段高い、絶対オーバースペックじゃね?みたいな記事が多く・・・(多分アフィの都合でしょうけど)
なのでこの記事はアフィ無し・忖度なしの感想で書いてます。
予算と希望スペック
予算:10万以下
希望スペック:
・ノートではなくデスクトップ
・MT4やMT5を複数立ち上げて、EA動かしたりインジケーターを沢山乗せてもサクサク動くこと
・メタトレーダーでチャートウィンドウを10個程同時に開いても重くならないこと
・エクセル編集中に重くならない&軽い処理のVBAで重くならない
・ブラウザ立ち上げ時にイライラしない
・軽いゲームが出来たらいいな
希望スペックがもはやただのお願いみたいになってますが、VAIOさんの動作が重たくなっていたのでそれを解消したいと。で、可能ならなるべく新しいCPUでメモリも16GBは欲しいと。
メモリ16GBあるとそこそこマルチタスクでもサクサク動くっていうし。
そんな感じで探していて、最終的にたどり着いたのがドスパラのパソコンでした。
↑アフィでもないし宣伝でもないです。つーかドスパラアフィやってねぇ!(怒
一応ほかの候補としてlenovoとかマウスコンピューターとかパソコン工房とかあったんです。
有名どころのDELLとかHPはスペックの割に高価なものが多いし(個人的な感想です)、候補だったマウスコンピューター・パソコン工房も私の欲を満たしてくれるものには会えず。
唯一lenovoは結構いいなーってのがあったんですが、最終的に値段とスペック考慮してコチラにしました。
これはメモリが8GBなので、カスタマイズで16GBにして送料込み81,000円くらいでした。
CPUは現最新の12世代インテルCore i5でストレージはSSDの500GB。メモリは増設して16GB。
重くなってきたVAIOノートが5世代のCore i5でストレージはHDDの1TB。メモリは8GB。
CPUとメモリも大きくパワーアップしてるしストレージもSSDに変わってるので、もはやこれだけで十分色々サクサク動くハズと思い決めました。
ミニタワータイプなので本体はやや大きいのですが、その分スリムタイプやノートPCに比べて拡張性もあるので将来的にもOKと。
さて、ここからは体感と数値も含めて使用した感想など書いていきます。
トレード系
取引ツールのメタトレーダーとトレードシミュレーションが出来るFT5で確認しました。
MT5でトレード
もう言う事ないです。サクサクで全てがめっちゃスムーズ。
私はMT4もEAも今は使ってないので新しいPCにはインストール自体してないのですが、まぁそんなに変わらないと思うのでサクサク動くと思います。
以前よく使ってたインジケーターにSynchroChart_Lineというインジがあります。
同じ通貨ペアならチャートウィンドウが別でもウィンドウの時間軸が別でもラインを同期してくれるインジケーターなのですが、以前はそれを複数チャートに適用するとかなり重たくなっていました。
ドル円とゴールドとポンドルとビットコインと各2つのウィンドウを出して、SynchroChart_Lineを通貨ペアの数だけ適用して・・・みたいな使い方になるので重くなりがちなのですが今回は問題なし。まぁラインが増えれば増えるほど同期の為に重くなると思うので、ずっと使っていくと重くなる可能性はあるのですがパッとやってみた感じは平気でした。今はもうメインで使ってないので。。
その他特殊インジケーターやEAなど今は使ってないので検証はしてないですが、普通にトレードする分にはまったくもってストレスないと思います。10数万するようなハイスペックPCなんて全く必要ない。
今は移動平均線とライン系くらいしか使ってないので、試しに10個くらいインジケーター乗せてみてウィンドウ切替・時間軸切替しまくってみたけど全然余裕でした。
こんなごちゃごちゃなチャート誰が使うかって話ですけどね。。。
まぁそもそもメタトレーダー自体はそんな重たいアプリケーションではないので、シンプルに使うなら3万くらいのノートPCでも全然平気と思います。過去に購入した格安ノートPCでもMT5自体はサクサク動いてましたからね。下記事参照です。
でもスペック弱めだとインジケーター入れまくった時に重くなって結構ストレスになるので、やはりそこそこの処理能力はあった方が良い。
だってさ、今チャンスじゃね?って時にウィンドウ切替やチャート更新が遅くてチャンス逃したり発注・決済の反応が遅かったりしたら禿げるじゃん。
ちなみに、MT5のアプリ自体を3つほど同時稼働させてみましたけどそれも全然問題ないです。
これと同時にChromeを3つでタブを10個程、MT5の決済アプリと音楽プレーヤーを起動してペイントアプリとかで画像編集なんかもしてみましたけどサクサク。もうほんとサックサク。
だいたいCPU使用率6%・メモリ使用率44%とか。
トレード用(兼作業用)のPC探しててノートPCじゃなくていいよって方には自信を持ってオススメ出来ます。
FT5
いわずと知れたトレードシミュレーションのソフトです。
FT5に関しては、シミュレーション開始時に過去データを読み込むのでそこに関してはどうしても時間がかかります。
起動自体は12秒くらいで、既存プロジェクトを開くのに6分くらいでした。以前のPCだとプロジェクト開くのに20分くらいは放置してた記憶があるので多分早くなってます。(長すぎて測ってない
シミュレーション実行中は実にサクサク動きます。通常再生に関してはカクつきや遅れなども無し。1時間足以上とかの長めの時間足でロウソク足1本づつのステップ実行をするとキーを押してから生成されるまでラグは、多分普通の挙動なのと微々たるものです。
もちろんMT5や他のアプリと同時に使っても問題なし。もっとスペックアップすれば起動~開始までが早くなるかもしれませんが、求めているのはシミュレーション実行中のラグ無しなので問題なしでした。
作業系
私の場合は主にエクセル。最近ではgoogleのスプレッドシートとかスライドとかで作業してしまうので事務作業はほとんどクラウドサービスでやってしまいますが、どちらにせよサクサクです。
多少重めのマクロを動かしても早い早い。
やれ再計算処理が遅いだとか画面描画が遅い・保存が遅いなんてことは今のところ一切ないです。
動画編集やイラレ・フォトショでの画像編集なんかはやらないので分かりませんが、体感だとある程度スムーズに動くんじゃなかろうかといったところ。
とはいえイラレとかフォトショはまた別次元で重かったりするので、よく使うならもうちょっとスペック高い方がいいのかなとも思います。
会社の資料作り・レポート作成程度ならノンストレスで作業は捗ると思います。遅い!!ってイライラしない。
私の場合、プログラミング学習でVisual Studio 2022をつかう事があるのですがそちらもサクサクでした。
起動に3~4秒、軽めのソリューション開くのも同じくらい。軽めのプロジェクト実行は2~3秒で実行できる感じです。
Eclipseはまだ入れてないので試してないのですが、プログラミングするよ!って方も余程ヘビーじゃなければ全然問題なく出来ると思います。
ゲーム系
パソコンを新調するまではPCでゲームなんて全くしなかったのですが、会社の方からお誘いがあったりしたのでせっかくだからといくつかインストールしてプレイしてみました。
本来はゲームをするのであればグラフィックボードを搭載したPCが推奨のゲームが多い様ですが、どこまで出来るのか検証も含めて。
事前に言っておきますが、検証時点では最大リフレッシュレートが75Hzのモニターしかなかったので出力されているfps値と視認している映像に差があります。
なのでモニターを144Hz以上のものにすれば今の体感よりもスムーズな表示・動きに感じると思われます。
FallGuys
多分有名なのかな?フォールガイズ。
私はお誘いされるまで知らなかったのですが、かわいいキャラで簡単なオンライン対戦が出来るゲームです。そこまで高スペックを要求されるゲームではないみたいなので大丈夫だろうと。
一人であまりやらないのでスクショとか取り忘れてしまったのですが、普通に動きますしカクツキとかのストレスもなくプレイ出来ました。グラフィックも内蔵グラフィックのUHD730とやらで処理してるんでしょうけど問題なし。
一応必要とされるスペックは以下の通り。
引用:fall-guys公式
一応グラボでGTX660とか要求されてますが、本機はグラボは無し。それでもこの程度なら普通にプレイ出来ました。ちょっとスクショ取り忘れた(既にスペックアップ済)ので画像は無いのですが、ラグ等はありませんでした。
GTX660がそんなに高性能なグラボでもないみたいなので、このくらいのライトなゲームならグラボ追加しないでも動きそうです。
Valorant
こちらは時々Web広告で見るなーと思ってましたが、普通のPCじゃ動かないだろうなーと思ってやってもみなかったゲーム。FPSゲームです。
これまた会社の方でプレイしている人も多く、興味を持って調べてみたらそんなに高性能PCではなくとも動くっぽい。動作が軽いことも売りのゲームらしく、FPSにしては要求スペックのハードルが低いみたいです。
Valorantの要求スペックは以下の通り。
引用:Valorant公式
最低スペックを見ると確かに低スペックでも動きそう。つかCore2Duoっていつのやつよ。最悪グラボ無しで内臓グラフィックでも大丈夫と。
まぁ、とりあえず動きそうな気配はするのでインストールしてプレイしてみた。起動は普通に出来る。
特に大きな違和感もなくプレイ出来ました。購入予定の165Hzモニターに合わせて上限FPSを170に設定してゲーム画面上にパフォーマンス表示させて確認してみたところ、何もなければ170fpsは普通に出てます。
割と上限fpsにに張り付く時間が多い。ちょっと動き回ったり表示するものが増えて150fps前後。
こちらも拡大。
戦闘中とかは120とか130とかに一時的に低下することはあったものの、ほぼほぼ150~170の間でプレイ出来ました。グラボなんていらんのや。いや、あった方がいいんだろうけど。
Apex Legends
今年に入ってからドはまりしているこのゲーム。3月から始めました。PS4でずっとプレイしていたのですが、PS4だと60fpsまでしか出ないらしい。
60fspを超えた先のぬるぬる動くApexを体験したくてパーツやモニター購入を検討していたのですが、まずはとりあえずインストールしてみました。
要求環境はコチラ
引用:Apex公式
一応最小スペックでもグラボ推奨。普通にグラボないと厳しいよって話です。
更に高フレームレートを求めるならちゃんとしたグラボ使ってね!って感じですね。
とはいえ現時点ではまだグラボ買ってないので、とりあえずグラボなしで起動するのかってこととフレームレートどんなもんかな?ってのを試してみました。
んー、さすがにつらい模様。FPS値の部分拡大すると
27しか出てません。動きもカクカクですし見て分かる通り背景もかなり荒いですね。
一応動くには動いたけどもプレイはちょっと無理です。射撃練習場で走り回ってるだけで気持ち悪くなりそうでした。
まとめ
バーッと書いてきましたが、結果的に満足するPCだったと思います。
軽くまとめると
・エクセル/ワードや軽めのプログラミングはサクサク
・Webサーフィンや動画視聴もサクサク
・軽めのゲーム類は普通にプレイ出来る
・ゲームプレイしながらの動画配信は不明
こんな感じでしょうか。
画像編集等々は過去の経験則では動くのは全然動くとは思うのですが、重い処理や重い画像使ったりするとそれなりにもっさりするんじゃないかなと思います。昔業務で使っていた知らんけど。
とりあえずは、数年前の古いPC使っている方が買い換えたら感動するレベルだとは思います。私と同じような感覚で新しいPCを探している方は是非、候補の一つに入れてあげてください。
余談
一応候補として考えていた同程度のスペックの物も載せておきますね。
パソコン工房のPCはコチラ
私が購入したものとあまり差が無いのですが、こちらの方が高かったのでやめた気がします(覚えてない
LenovoのPCはコチラ
これもなんでやめたか覚えてないのですが、確か安くて良いもののSDDが容量少な目なのとDVDドライブが付いてないとかUSB端子が足りないんじゃとかそんな感じです。
あとはコンパクトタイプなので拡張性が低いかなーって思って候補から外したと思います。
最後に、デスクトップではなくノート型になりますがこの辺は良いなと思ってました。
値段の割にスペックは高めで、トレードするだけなら十分すぎる性能かと思います。
モニターはケーブルで繋いでデュアルにすればいいですしね。
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