こんにちわパパです。
胃腸炎からほぼ復帰したのでよっしゃ書いたろ!と意気込んではいたんですが
無事に最終出勤も終えたものの引っ越しやら役所手続きやらでドタバタしてました。
やっぱり退職前は、退職までの日数が少なってくると
やらなければならない事とやる気が消えゆく毎日との闘いですね。2度目ですが。
最終日は職場の皆さまに素敵な贈り物まで頂いて、働いててよかったなぁ嬉しく思うと同時に
少し寂しくなってしまいました。
さて、今回はパチンコ屋のお仕事社員編を書こうと思います。
書ける範囲でざっくりと、個人的意見を交えながら。
パチンコ屋のバイトさんのお仕事に関してはコチラをどうぞ!
ホールの管理
営業中のホールのほぼ全てを管理しなければなりません。
そうする様に上司に言われると思います。
もちろん全てが1人でやれるものではないので、部下なりバイトなりに指示を出しつつ。
社員と言えど入社直後はバイトと同じことを一通り習得するまでは延々同じことをします。
毎日毎日朝から晩までホールです。扱いはバイトと同じ。いや、暫くバイト以下だと思います。
入社直後なんてバイトより仕事出来ませんから仕方ないのです。
バイトの中には仕事が出来るが口が悪いみたいな奴が居て、罵倒されたりなんかもします。
私もそんな頃がありました。
まぁ、バイトと言えど自分より仕事出来る訳だし先輩だし仕方ないですね。
バイトに指示出されるなんて・・・っていうプライド高い人はやめましょう。
で、管理の事に戻りますが、ざっくり言うと何も不備なく大きなトラブルなく
お客様に勝ち負け以外の不快感を与えず、閉店まで効率良く回せればいいわけです。
あとはどこかでトラブルが起きてないかな?とか気温は適切かな?とか
お客様へ細かな気配りしたりとかとか。
1人でやっていると気付かない事も沢山ありますので、円滑に事を進める為に
普段から仲間としっかりコミュニケーションを取って絆を深めておくこと。
これが一番大事。
慣れてくると大体何となくこなせる様になって別作業の時間が増えてくると思うんですが
そうすると上司に「ホール大丈夫?」とか「休憩ズレてるけどどうなってんの?」とか
色々と言われてホール行ってこいオーラを出されるんですが、これすっげーイラッとします。
大丈夫だから。
トラブルもバイトだってできるし、休憩ズレるのも忙しければ仕方ないんだってば。
お前が思ってる以上にちゃんと回ってるから。気付いた時だけちゃちゃいれんな。ってね。
そんな心配なら自分で行って見てこいってずーーっと思ってました。
私は大体「大丈夫です」って言って見に行きませんでしたけどねw
任せてやらねば人は育たず。です。
お客様対応
店内設備等の簡単な問い合わせから、トラブル対応、クレーム処理、遊技説明
変わったものだと近場のご飯屋さんの相談など様々な対応をします。
基本的には知識とコミュ力があれば大丈夫ですが、ペーペーのうちは判断力も決定権もないので逐一相談に行ったりしなければなりません。
勝手に判断されて後々大クレームになったりしても困りますしね。
どの接客業でも同じですが、良いお客様もいれば悪いお客様もいます。
良いお客様と良い関係を気付ければ、色んな意見を言ってくれたり雑談したりと
結構楽しい事も多くやりがいも感じるのですが
悪いお客様や嫌なトラブルにあたるとガチでめんどくさかったりします。
怒鳴るとか台パン(台をパンチする)位なら、どぉどぉってお話し聞いてるうちに落ち着いて来て
その後仲良くなって常連になってくれたりなんてこともありますが
出ないだの遠隔だのすぐ店長呼べー!だとか文句を言ってくる人とか
交換率はどうだとかしつこく聞いてくる人とか、倒れる位酔っぱらって迷惑なのに帰らないとか
財布を置き忘れて盗まれて警察連れてきちゃう人とか、人の金品狙って徘徊してる人とか
トイレに間に合わず途中で漏らしちゃう人とか、何もせず一日中店内で立ってる人とか
一日中レストコーナーに居るだけの浮浪者とか・・・
書ききれませんがとりあえずめんどくさいです!
色々ルール作って出禁にしたいんですが、もしかしたら遊技してくれるかもよ?とか言って
嫌がる上司がいたりして思うようにいきません。
そのもしかしたらに賭けて不良客野放しにして何人の優良客が遠ざかるのか
ちょっと考えればどちらを守るべきか分かりそうなもんですけどね。
金の為に悪事に目を瞑る事が多い業界ですんで仕方ないんですかね。
とりあえず、販売系や飲食系のお客様よりめんどくさい方が多い事だけは覚悟してください。
まぁ、飲み屋の方が大変かもしれませんが。
そして頑張って対応した結果、上司が気に入らない対応や間違った対応だと怒られますのでそれも覚悟しておいてください。
バイトの教育
前述しましたが、社員といえどバイトさんと同じことをする所から始まります。
バカにされながらも耐えて早く覚えましょう。
遊技台トラブル、玉流し、景品交換、清掃全般などなど幅広く深くです。
その経験を元に新人バイトや社員に教育するわけです。トレーニングですね。
トレーニングするという事は、人並み以上に出来なければなりません。
自分が出来ない癖に教えられませんし、レベルが低いと説得力もありませんし後ろ指さされます。
口だけの人物が非難対象になるのでどこでも同じですね。
社員だからやらなくて良いという事はありません。
むしろ社員なんだからしっかりやるべき出来るべき。
まずは自分が覚える→レベルを上げる→バイトとの信頼関係を築く
と、ここまでのステップを踏んでやっと実のあるトレーニングが出来ます。
人に教えるのってすごく難しいですが、楽しい事も多いのでこれもやりがいのある事です。
ここでも普段のコミュニケーションが効いてきますので大事にしましょう。
社員の中にはバイトはただのコマ位にしか思ってない奴もいますが
これから社員になる方はそうならないでください。
バイトさんがいなければお店は回りません。その事を忘れずに。
広告展開
お店によって多少違いはあるかと思いますが、店舗内外の広告は自分たちで考えます。
本社一括で作られちゃう法人もあるでしょうし、代理店に依頼して作ってもらう法人もあるし
完全に自店で0から作成している法人さんもあるでしょう。
何にせよ、自分で考えたものが出来上がるってのは面白いしやりがいもあると思います。
まぁ、毎週入替がある地域だと作業になってっちゃいますけどね。
毎週根詰めて考えてたら間に合いませんし疲れちゃいますから。
ここに日付入れて、ここに台の画像入れて、ここにキャラの画像入れてサイズはこうして
背景はこんな感じで、全体の色味はこんな感じで・・・とか考えるんですけど
これ、確かに面白い部分もあるんですが上長と趣味趣向が合わないと死ぬほどめんどくさいです。
こういうの感じのPOP作ろうと思うんですけど → ダサくない?
デザインこんな感じで上がってきました → 色味が・・キャラが・・・etc
ってな感じで何度も何度も修正する羽目になります。
もうめんどくさいから自分で初めからやれよって何度思ったことか。
上司に恵まれなければ結果思い通りのモノを作れない事が多くなるので
やりがいはないかなと思います。個人的には。
そもそも広告にいくらこだわっても、いくら派手でもかっこよくても
それだけで客数が増えるなんて一ミリも思ってないのでw
無駄な広告費使う位ならシンプルにして費用抑えて還元すりゃいいのにって思っちゃいます。
もしくは超莫大に予算割いて死ぬほど目立つ広告打ちまくる方がいいんじゃないかと思います。
実際、店内装飾がらっと変えたりポスターデザインを一新したりしても常連様は全然気づいてませんでした。
あとはこれまためんどくさいんですが、Web系媒体の更新。
有名どころだとP-WorldとかDMMぱちタウンとか最近だとLINE@とかですかね?
ツイッターとかフェイスブックとかやってるお店もありますね。
これの更新もやらなきゃなんですがめんどくさい。
ご存知の方も多いかもしれませんが、パチンコ業界は広告規制によって告知出来る内容が
非常に少なくなっています。
射幸心を煽る内容やPOPは禁止、誇張広告も禁止、イベント開催禁止、ライター来店告知禁止
などなど、禁止事項が沢山あります。
もちろん余裕でルール違反してくるお店もありますし
あの手この手を使って違反してるお店もあります。
POPに添える文言にも気を付けないといつ警察に指摘されるかわかりませんので。
危ない内容を避けつつ更新していきます。
で、上長にダメ出しくらってまた修正と。
また、設置機種情報なども入替の度に修正しなければいけないのでこれまためんどくさい。
更には、大した内容じゃないのにやたらPUSH通知とか送りたがる上司とかいてめんどくさいw
普通に考えて、何も有益な情報が載ってないのに毎日PUSH通知が来たら嫌でしょーよ。
それに、送った時の信憑性が全くなくなるよね。あぁ、またこの店か、ハイハイ。みたいね。
まぁ散々ディスりましたが、上長意見を論破して作りたいもの作れた時は楽しかったですよw
それ以外は上長意見を業者に伝えるだけの伝言ゲームがメインですのでやりがいもクソもないです。
備品・設備の管理維持
備品・設備と言っても種類がありすぎてワロエナイ。
在庫管理も当然しなければですし。設備って言っても店内外に沢山ありますし。
パチンコ台やスロット台も設備ですし。
掃除機壊れたから直してーとかペーパーホルダー壊れたから直してーとか
あほかと。電気屋じゃねーし。工務店じゃねーし。
パチンコ台もしょっちゅう不具合出るからとりあえず直してみようとかなるし。
もちろん直せるものもあるけどね。何でも屋じゃないんですけどーってなる事も多いです。
機械系とか分解組み立てが嫌いな人は向いてないですね。
逆に得意だからと言って大きく評価される事もないんですが。
競合店調査
自分の店の周辺にあるパチンコ屋さんの調査に行きます。
店内設備はどんなの?とか広告はどんな感じ?とか客層とか人数とか人気機種とか
出玉感とか景品の取り揃えとか
場合によっては実際にパチンコ台を打ってみて1000円で何回転回ったとか調べたり
確変中にどれ位玉減ったかとか大当たりの出玉がどれだけ削られてるかとか。
営業についての詳しい事は別記事にしますのでそちらで。
まぁ、そんな事を調べてレポートにしたり記録に残したりします。
だいたいのお店は、毎週決まった曜日の決まった日時に競合店に人数を数えに行ってると思います。
頭取りとか稼働調査とかって呼んでるんじゃないかなと思います。
そうやって定刻データを蓄積して自店の状況と比較することで
この曜日は自店の客数が多いから競合に勝ってるとか、この時間は負けてるとか
この機種は勝ってるとか、やたら客数多い店があったら何かイベント(禁止されてるけどね)
でもやってたり告知したりしてるのかなぁとかそういう分析が出来ます。
個人的にはこういうの好きなのでデータ見てるのは面白かったですね。
調査に行くのはクソめんどいんで行かないですけどw
市場分析・ユーザー分析
前述の稼働調査とやる事は似てます。
市場分析は商圏内のユーザーがどこに遊戯しに行ってるかとか
どの曜日・日付はどの店に客が流れてるなぁとかそんな感じの傾向を掴む為に行います。
そうすると自分が打ちに行くときはどこに行けばいいのかなって見えて来たりもします。
まぁ、基本的に競合店は入店・遊技禁止だとは思いますけどね。
普段の調査店舗よりちょっと距離を伸ばして調査しに行ったりしてデータを集めます。
そのデータを元にいろんな傾向を見るんですね。
ユーザー分析は自店の会員データを元に行ってました。
会員カードを使って貰えると地域・年代・性別・来店頻度・よく来る時間帯・好みの機種
勝ち額・負け額など色々なデータが蓄積されます。
それを元に自店の得意な地域や年代、時間帯を見極めたり逆に弱い所を見つけたりして
それに合わせた機種選定などを行う事で客数向上を目指したりする訳です。
客数を伸ばすってのは置いといて、分析するのって楽しかったですね。
あーあの人今月こんな使ってんだ。やべーな。とか、逆にすんげー勝ってる人見つけたり。
いつも話すあのイケメンが実は結構なおじさんだったりとか
綺麗なあの人はいつもお昼過ぎに帰っちゃうから主婦なのかなとか
強面のおじさんが実は萌えスロ大好きだったりとか。
ホールにあまり出なくなってからも、お客様の動向を掴めるし割としょっちゅう分析してた気がします。
人間観察好きな人には向いてるかもしれませんね。
これらの分析を元に、特定地域に折込チラシ入れてみたりポスティング配布してみたりしてます。
さいごに
長くなりましたが、ざっくりどんな事をしてるのか書いてみました。
ほんとはもっと細々といっぱいあります。
勤務表作ったり、トレーニングスケジュール作ったり、バイト募集かけたり
帳票管理したり、書式変更してみたりオペレーション作ったり・・・
普段あまりホールで見かけない社員も実はそこそこ忙しく作業してるんです。
厳密に言うと忙しいというよりは売り上げ減少の影響で人件費削減となり
業務量は変わらないか増えてる位なのに社員人数が減った事で作業をしながらも
ホールも見なければならないという現実がありました。
それでいて残業は減らせという矛盾。
未だ上司によってはサービス残業の嵐となる事も多いです。ブラックか。
そうではない法人もまだあるとは思いますが、業界自体が縮小傾向にある為
いずれどこももっと厳しい状況なると思います。
将来的な話をすると、オフィスワークや遊技台トラブル対応はオートメーション化され
接客もAIにより機械化され人間が作業を奪われるかもしれません。
その方が効率良くミスも無くこなせますし。どの業界も同じですけどね。
とはいえ、まだまだマンパワーに頼るとは思いますけどね。業界が残れば!
まぁ、あまり見かけないからといって決してサボってモニター見ながらゲラゲラ笑ってるとか
ずっとゲームしてるとかそんな事はないです。多くのお店では。
社員はオールマイティーに出来なくてはならないのでやる事が多くて大変だと思いますが、
慣れてくると今度は面白みがなくて辛かったりもします。
将来性の観点からも今から社員になる事は個人的にはオススメはしません。
その話はまた別で記事にしようと思います。
次の記事では、予算とか皆が気になる釘とか設定とかについて記事にする予定です。
参考にしてくださいね!
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