【転職】本当に簡単!?パチンコ業界への出戻り転職

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簡単

パチンコ業界への就職や転職は、一般的に簡単と言われています。

求人票を探してみると確かに”未経験歓迎”や”学歴不問”などと書いてあり、確かにハードルが低そうに見受けられます。では実際にはどうなのか?簡単に入社出来るのか?

先に言ってしまうと、若い方で勤務地に拘らない・会社の良さや待遇に拘らないという事であれば割と簡単に入社出来るであろう事は事実です。ですが、条件に拘ると場合によっては難易度がグッと上がります。

今回は一旦業界を離れてしまったけどやっぱり戻りたいと思った方向けへに、自身の体験を踏まえて出戻り活動で感じた事を記事にしてみようと思います。

戻りたいと思う理由は人それぞれですのでその理由によって難易度は大きく変わって来ると思いますが、一つの参考になればいいなと思います。

 

病む

自身の転職理由

私が再びパチンコ業界へ戻ろうと思ったきっかけは、転勤無し・将来性を求めて久しぶりにIT業界へ戻ったもののあまりの会話の無さに心を病みそうになった為です。

朝出勤したら「おはようございます」。喫煙所等で会ったら「お疲れ様です」。帰る時に「お先に失礼します」。最悪の日はこの3つの会話のみで帰路に着きます。

隣にいる人や対面にいる人とでさえもチャットで話をするのが普通です。雑談と言えば気の合う人と喫煙所で会った時くらいです。

そんな会話の無い日常が私には耐えられませんでした。

下記記事に書いてますが、IT業界という名前に惹かれて安易にSES企業に入るべきではないです。資格勉強大好き、プライべートの時間を使っても問題ない!人と話すことが好きじゃない!そんな人じゃないと続き辛い業界だと思います。

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転職活動はどうする?

パチンコ業界へ転職であればパックエックスのパチンコキャリア転職を使うのが間違いないと思います。業界特化型でかなりの案件数を抱えてますので、強い拘りがなければ大手に入れたり待遇が上がったりと沢山のチャンスが転がっていると思います。

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基本的に選任のエージェントが全て面倒見てくれますので、オススメの案件の中からとりあえず書類に申し込んで通れば面接です。日程調整もしてくれますし、内部情報にも詳しいので色々聞けると思います。

パチンコ業界の案件に関しては普通の求人サイトや大手転職エージェントを使って探すよりも、圧倒的に優位に転職出来ると思います。

 

給料差

給料にこだわる場合

店長・副店長以上の上位職経験があるのであれば、企業によっては好待遇での採用も十分にありまえます。私自身も店長としての採用のお話もありましたし、それなりの高年収を提示して頂ける企業もありました。

ただ印象としては大きな法人になればなるほど、いきなり良い役職=高年収での採用となる確率は低い様に感じました。

元々がマネージャー・部長クラスであれば、いきなり店長以上の案件も沢山あるのかもしれませんが私レベルでは無理でした。

それなりの経験があるのであれば、給料にとことんこだわって転職先を絞るのも良いでしょう。

そうでなければ年収はある程度の所で妥協しましょう。後は入社してから頑張って上げるしかないです。無理に高年収にこだわると良い企業を逃すことになりかねません。

 

職位にこだわる場合

こちらも年収と似たような感じです。身の丈に合った職位の1つ下で採用されたらまぁ普通といった所だと思います。だいたいは1つか2つくらいは職位が落ちると思います。

店長やマネージャー・部長を10年やってました!みたいな人が元の企業より小さい企業に転職した場合はいきなり店長・マネージャークラスもありますが、そんな人もそうそういないと思います。まぁ職位が落ちる事は覚悟しましょう。

どうしても以前と同位職かそれ以上を求めるなら、企業規模のかなり小さい企業・地元のみ展開しているような弱小企業などを選ぶことになる確率が高いと思います。

これはもうどこに自分のやりがいを求めるかなので一概に良し悪しは言えません。弱小企業でもいいからなるべく良い職位で働きたいのか、職位よりも将来性やら企業規模を取るのかといった感じですね。

何にせよ職位に強くこだわると面接に辿り着くまでに苦労するのかなと思います。

 

勤務地

勤務地にこだわる場合

私が一番こだわったのはココです。マイホームも買ってしまいましたし、子供達も小さいですし単身赴任も許されなかったので一番の転職軸としました。

しかし多くの中・大規模のパチンコ企業は転勤が当たり前になっています。全国展開をしている所から関東圏のみに展開している所、県内のみにしているところなど様々あると思います。

しかし転勤しません出来ませんという人を積極的に採用しようとしている企業なんてのはそうそうありませんので、強くこだわると非常に転職が難しくなります。私は結構難しかったです。

エリア社員制度を用意している所もありますが、転勤可と不可で給料に開きがある企業も多いと思います。また、副店長・店長までしか上がれないなどの出世に関しての縛りがある場合も多いです。

限られた範囲内に店舗がある企業で、しかも転勤無しを前提とすると選択肢はかなり狭まります。更にその中で企業の雰囲気や待遇・将来性なども考えないといけない訳で、どこを妥協点とするかにとても迷うかと思います。

私の場合は転職しようと思ったきっかけが職場が楽しくないからという事でしたので、転勤無し>職場が楽しそう(雰囲気)>将来性>待遇>その他といった感じで選んで行きました。

ですから職位が上になれる案件も有名企業も今回は選択肢には入りませんでした。それよりも店内の雰囲気に注目して見ていて、下見や面接時に店舗へ訪問した際にスタッフが死んだ様な顔や目で働いている所は第一印象で無しにしてました。

年収は頑張れば上がるかもしれませんが、企業の雰囲気や将来性といった所はそうそう変わるものではないと思うので。

勤務地にこだわる場合も面接で苦労する・活動が長期化する覚悟を持った方が良いと思います。

 

会社の良し悪しにこだわる場合

何を良しとするかでだいぶ変わりますがここでは知名度とします。有名大手屋号で言うとマルハンやダイナム・ガイア・Dステーション・キコーナ・楽園などでしょうか。

社内環境や待遇を全て把握している訳ではありませんが、どれも知名度は高くパチンコユーザーであれば聞いたことがある屋号ですね。

こういった有名企業への入社にこだわる場合は、基本的に全国転勤ありきでどこに飛ばされても文句ない方じゃないと難しいのかなと思います。

ただ待遇に関しては知名度に比例して良いとは限りません。結構な大手でも店長職を超えるまでそんなに高くない年収の所も多いです。

意外と知名度はそこそこでも待遇は良いという企業もあります。しかし待遇が良いという事は裏を返せばそれだけ利益を上げているという事ですからね。。。

とはいえ薄利多売も過ぎると今度は雇用満足度が上げ辛い状況になる訳で・・・難しい所です。

ですが個人的には人材は企業の宝となりうると思いますので、良い企業にして存続したいのであれば雇用満足度を上げて行かねば良い人材は残らないと考えます。働く側としては雇用満足度をどんどん上げて欲しいですしね。

まぁ企業の良し悪しにこだわるのであれば、その他の条件に関してはある程度の所で妥協すべきだと思います。妥協できるのであれば選択肢は少なくないと思います。

 

転職した感想

現時点ではまだ1か月位しか経ってないのでざっくりと。

前述の通り転居を伴う「転勤無し」が絶対条件で、スタッフや職場の雰囲気・将来性といった事を考えて転職先を決めました。その基準で選んだことに関しては間違ってなかったと思います。

転勤は無いですし、やっぱり人と話せる仕事って楽しいです。全パーソナルにしてないのに人が少なかったりと大変な部分もかなり多いですが、楽しいと思える部分があるのと前職での無言ストレスからの解放でそこそこ楽しく働けています。

将来性に関してもお客様の入り具合を見るとまだ先がありそうだなと思います。このご時世にこんな稼働が良い店がまだあったんだなと思うくらい稼働は良いです。還元率が高い事もあるのでしょうが、ブランディングが成功したんだろうなという印象です。

まぁまだまだ内部体制における改善点は腐るほど、本当に腐るほどありすぎて大変なのですがこれからに期待ですね。個人的には内部体制は軽くブラック感ありますから、これは大きな課題だと思ってます。

まずは全部パーソナルにした方がいい。これは絶対。パーソナルシステムの要否考察は後日記事にしようと思います。

 

今回の転職活動において、職位にこだわっていたらきっと楽しい職場というのを逃していましたと思います。過去記事に書きましたが、一番良い職位で入れそうな所はスタッフが死んだ目で働いていていい感じに過疎ってました。

でもそれなりに待遇が良かったのは基本が回収営業なのかその他が薄給なのか・・。まぁ色んな意味で人が来ない様なお店だからこそ好待遇があり得るのかな?という状況でした。その不安感とは引き換えに業務自体は凄く楽だったのではないかと想像出来ますが、どちらが良いのか。

また給料にこだわっていた場合、転職軸の転勤無しが叶えられていなかったと思います。エージェントの方にもよく言われましたが、転勤無しの縛りが無ければもっと選択肢は多いですしすぐに決まりますよと。そこを妥協できるなら知名度のある企業やもっと待遇の良い企業も選べる可能性があったと思います。

給料は多いに越したことは無いのですが、転職軸がブレて叶えられなかったり自分が嫌だと感じた環境で働くと結局辞める事になってしまうのかなという不安が大きいです。何にせよ働くのは自分ですから自分が何を叶えたいかを忘れない事・自分が納得した状況で働けるのか?が大切ですね。

実は簡単じゃない

まとめ

結局どの道を選んでも条件にこだわればこだわるほど、簡単と言われるパチンコ業界への入社は困難なものになります。そう、思ったほど簡単ではないのです。

以前は確かにもっと簡単だったかもしれませんし今でも簡単に入れる様な所もあるのかもしれませんが、今回の転職活動においてはそんな簡単さは感じませんでした。人手不足といいながらも質の良い人材を採用する意識は業界として上がっている様に感じました。特に中途採用は。

その背景には可能なら優秀な少数精鋭の社員を確保し、人件費も抑えつつ正常運営を行いたいという部分があるのかもしれません。人海戦術で人数ばかり抱える時代ではなくなっているのは間違いないです。

パチンコ屋?そんなの受かるっしょ!みたいに思ってなめてかかると全然内定を取れなかったり、希望を全然叶えられなかったり隠れブラックに入ってしまったりすると思います。その他一般企業においても同じですが、転職軸をしっかりもつ・面接対策はしっかり行うといった当たり前のことは必須ですし企業研究も必要です。

内部情報や雰囲気などなどはエージェントの方にガンガン質問して把握しておいた方が良いです。その情報を踏まえつつ面接してくださる方の人柄・現在や将来についての考え・社員に対する想いなどを面接の時に見極めて複合的にアリナシを検討しましょう。

また、希望度が高い企業であれば事前に店舗を下見して良い点・悪い点を自分なりに考えておく。更には改善案なども用意しておくと面接で質問された際に有利に働くと思います。

これから転職でパチンコ業界を目指すのであれば、決して簡単に採用されると思わずにしっかり企業を選ぶ・自分を売り込む事を意識して取り組みましょう。

読んでくれてありがとうございました( ;∀;)

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