30代での転職。
転職と言えば新しい仕事や新しい環境・新しい人付き合いなど、不安に思う事が沢山ありますね。
そのうえ30代となると企業が求めてるものが若手に対するものと違ってきます。
転職活動と転職後の数か月を通して、私が肌で感じてきた
30代へ求められるものを書いていこうと思います。
企業側が求めるもの
即戦力
転職活動中に転職エージェントの方に散々聞かされた話ですが
30代の転職者に求められているのは、やはり即戦力です。
即戦力といっても、必ずしも転職先と同じ業種に関するスキルを求められているとは限りません。
勿論、技術職であれば活かせる技術が高いに越したことはないと思いますが
それ以外の部分にも即戦力を求めています。
例えば、研修に取り組む姿勢であったり、ビジネスマナーであったり
仕事の進め方、コミュニケーションの取り方、情報収集への姿勢など
多種多様です。
全然違う畑から来た人でも活かせるスキルもありますよね？
私の様にサービス業からIT業であっても、仕事の進め方や取り組み方などは活かせますし
コミュニケーションの取り方などは強みにもなる部分です。
逆にIT業からサービス業の場合でも、プログラミングや論理的思考（笑）を活かせますし
集計・分析などは得意で活かせると思います。
営業からサービス業ならコミュ力や業務の進め方とか活かせそうですし
飲食から物流ならオペレーションを考える力を活かせるかもしれません。
こうやって考えてみると、特段専門知識が無くても前職の経験が活きる事って結構あります。
転職者を受け入れる側も、専門知識に特化した部分のみを期待している訳ではなく
その他の今までの経験に対しても期待してますので、意外と怖がる必要ないなぁと思いました。
ただその分、期待値は高いと思うのでそこそこ遺憾なく発揮する必要がありますがｗ
即戦力＝専門知識 という訳ではないので、志望先が全然知らない業界だとしても
自分の得意なことを仕事に結びつけて自分のアピールポイントにすればOKです。
即戦力として自分は何が活かせるかを考えておきましょう。
ビジネスマナー
30代ともなるとある程度のビジネスマナーは身に着けて当然っしょ！
っていうスタンスの企業や人が多いです。
まぁ、それが大人ってやつなんでしょうけど.
私は割と適当に生きてきてますので、そこまでビジネスマナーに自信はありませんでしたし
前の業界が緩かったのもありますが、必要最低限しか覚える気もありませんでした。
なので初めは少しだけ苦労しましたね。
苦労というかめんどくさいというかって感じですがｗ
まぁ大体の30代は大丈夫だと思いますが、入退室の作法やビジネス的な挨拶の仕方
名刺入れの携帯や名刺交換の作法、ビジネススーツの着こなし、バッグや小物の選定
すぐメモを取れるグッズの携帯やビジネスメールの書き方などなど
一般的なお作法は一通り抑えておいた方が良いと思います。
知っていても褒められないけど知らないと恥をかくってやつです。
人との関わり方
こちらも若手とは違ったものを求められるところです。
直属の上司への関わり方はもちろんの事、先輩もそうですし
お客様との関わり方なんかも同様です。
新人だから何でも教えてくれる訳ではありませんし、周りの人が何をしているかも気にしたり
教わらなくても盗む姿勢なんかは当たり前に求められます。
まぁ、受け身の姿勢じゃダメですよーって事ですね。
分からなくてイジイジしてる位なら積極的に質問して業務を進めるべきですし
かといって何でも聞きゃいいわけじゃなく自分で調べて解決する力も必要なので
1聞いたら9は自分で考えないとですし
自分の担当業務の先は誰が何するか考えながらアウトプットしないとですし
協調性を発揮してチームが円滑に回る為に自分に出来る事とか考えないといけないですし
・・・んー、めんどくさい！ｗ
多くの良い大人たちは普通に出来るんでしょうけど、正直私にはめんどくさいです。
もー全然わからんから教えて欲しい！でも人の時間を奪うのも申し訳なくて聞けないっ！
なんて事が日常茶飯事です。
でもそんな事も当たり前に求められるのが、壮年層の転職なんだと感じています。
最終的に総合力
結論これね。
どこか尖っててるのも良いとは思いますが、バランスよく経験値が高い事が
転職者には求められていると感じています。
もちろん人間性も。
でも逆に考えると尖ってなくてもいいんです。
武器を持ってるに越したことはないとは思いますが、全てそこそこ経験を積んでいれば
後はあなたの努力次第で何とでもカバー出来るって事です。
こうして書きだしてみると私自身はあまり大したものは感じてない
またはあまり深く考えてないなぁと思います。
まだ、目の前の事をこなすのに精一杯なんだと思います。そう思いたいｗ
でも若手と比べるとそれなりの給料を払われている訳ですから
やはりその分の期待やプレッシャーはひしひしと感じます。
それは働いていく中でどうしていくかだと思いますので、まずは転職活動をして
色々な現実に直面しながら迷って悩んで戦ってみてほしいなと思います。
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