久しぶりにパチンコネタでも。
将来を悲観して業界を離れて早半年。
あれほどディスってたハズなのに、今思い返してみると
ここが良かったなぁと感じる事が多々あるので、誰かの為に書いておこうと思う。
ここに辿り着いたという事は業界に興味があるか、これから入ろうとしているか
抜けようとしているかの何れかだと思う。
そんな迷ってる方の参考になればと思います。
ここが良かった!その①:通勤時間が極小
これは立場にも寄るし企業にも寄ると思うのですがパチンコ店の社員は
店舗の近くに住むことが多いと思います。
深夜業務なども多いので電車が無くても帰れる距離に住まわされることが多いのですね。
それが良いのか悪いのかは置いておいて。
自宅から職場まで5分~15分程度で着くことが多かったので
通勤に関してはめっちゃめちゃ楽でした。無駄な時間が少なくて素敵過ぎましたね。
仕事後の時間をそれはもう有効に使う事が出来ました。
今思えばそれっていうのは生活にとっても自分のメンタルを保つ上でも
超重要な事だと思います。
まぁでもね、通勤電車に乗ってると思いますけど
満員電車に乗る事とか通勤に1時間とか掛かる事とか普通なのよね。
都心部においては尚更。
ただそれより楽だった現実を知ってるもんでつい・・・ね。
ここが良かった!その②:プライベートの時間が多い
通勤時間に起因する所ですが、本当にフリータイムが多かったと思います。
今の私で言うと通勤往復で2時間半くらい。
パチ屋勤めの時は往復20分くらい。
それだけでもう2時間くらい通勤に持ってかれてますし
更にパチンコ屋ってクリーンなイメージを作るために残業に厳しかったりします。
少なくとも前の会社はそうでした。
なのでほぼ毎日ノー残業で定時退社!
定時で帰らない人もいっぱいいたけどね。私は即帰ってましたw
何なら私は早く帰り過ぎててたまにグチグチ言われてたけどね!
やる事終わってるのに早く帰って何が悪い。
本来定時退社が当たり前の姿であるとは思いますが、一般企業だとそうでもないですね。
普通に毎日1時間前後の残業はあるし、忙しい時は連日4時間残業とかもあるし。。
日本人て働きすぎよね。
まぁ、1時間位ならなんてことないんだけどもその後に電車で帰ると思うと
どうしても前と比較してしまって気が重くなります。
そんなこんなで、今より1日当たり3時間くらいは自由に使える時間が多かったと思います。
3時間ってすごいよね。
ブログ1記事書けるで。
通勤の楽さも含めて、時間にアドバンテージがあるのがパチ屋社員の良い所だったなぁと
最近しみじみ感じます。
まぁその分深夜勤務とか、朝帰りからの単休からの早番とかあるんですけどね!
ここが良かった!その③:同僚の気持ちが若い
これね、久しぶりにオフィスで働いて感じましたけど皆静かすぎ!
ちょっとはっちゃけてるヤツいな過ぎ!
大人なんですかね?皆さん。雑談もしないし仕事の事もほとんどしゃべってないし!
もっとこう、楽しく仕事しようって奴はいないのかね?って思っちゃう。
遊びに行った話とか、趣味の話とか、下の話とか←
そういう普段の他愛もない会話からチームワークって向上するもんじゃないの!?
って思っちゃいます。皆黙々とパソコンカチャカチャやってて毎日楽しいの!?ってね。
普段から雑談する事で話しやすくなるし、抱え込まないで済むこともあるだろうし。
それともサービス業スタイルに慣れ過ぎたのかな?
仕事後も皆さんバラバラと帰るし。
まぁこれも、他の業界を知らない人からしたら静かなのが普通なんだろうね。
それでも思い返せばかなり楽しい日常だったなぁと懐かしく思います。
やっぱ雑談って日常の些細な活力になりますよね!
休憩中にしゃべってもなんか話が若くないし、大人ってつまんねぇな!
ここが良かった!その④:エンドユーザーと関わる楽しさ
サービス業をしていると最終消費者であるお客様と直接関わりますよね。
今思うとそれが楽しかった。
もちろんパチンコ屋という業種的に、ありがとうを言われる機会なんて少なかったし
罵詈雑言を浴びせられることもしばしばありました。
それでもお客様の直接の声が聞けるっていうのは仕事のしやすさもあるし
じゃあそれにどう答えて行こうか?と考えるのも楽しかったです。
サービス業じゃなくてもBtoCのお仕事であれば、それなりにエンドユーザーと関わる事もあるのかな?と思いますが
BtoBだと最終的なお客様の顔が見えないし直の意見もなかなか聞けない。
飲食やアパレルなどのサービス業全般は、そういった楽しさも日々あったなぁと感じます。
コミュニケーションって大事よね。
ここが良かった!その⑤:金が身近なマネジメント
人・物・金の管理とよく言いますが、そういった経験がより身近で出来る店舗型サービス業は
非常に面白かったんだなぁと思います。
一般企業では、人や物の管理ならある程度職位が上がれば経験出来るかもしれませんが
経営に関わる金に関しては所謂役員クラスじゃないと関われない事が多いのかなと思います。
日々どれくらいの経費が掛かっていて月でどれくらいかとか。
利益を増やすためにはどうしたらいいかとか、自分が行った施策は利益に繋がったのかとか
そういった事をすぐそばで見れるというのは良い経験だったなぁと思います。
勿論責任も伴いますが、結果がついてくるか否かが日々視覚的にわかるので
やりがいあったなぁと。
その辺の情報を経営層が牛耳ってると、一般社員は会社の成長も衰退も
身近に感じることが出来ず働いててもつまんないなぁと思います。
ここが良かった!その⑥:オペレーション組み
これはやってる当時はめんどくせーとか思う事が多かったですけど
何をどういう順序でやるとか、何人でとか、何が必要とか
そういうことを色々考えて結果的にうまくいった時って結構楽しかったなぁと思います。
普通は一般社員にはあまりそういうチャンスって多くめぐってこない気がしますが
パチンコ屋社員、というかサービス業って結構日々そんなチャンスばっかです。
入社したてでも、仕組みを変えて効率的に回す様な立案も出来ますし
それが評価されたりもします。
畑違いの業種に来たからなのかわかりませんが、一般職?ってその辺は変えずらいなぁと感じます。
やれ会社が大事にする思想だとか、社会人としてのなんたらだとか言われたり
資格勉強しろだとか自己啓発しろだとか・・・人に言われてやるもんでもないし
その他にも無駄だなぁこれ・・と思う事も容易に変えられないです。
偉くなるしかないですね。
その辺は前職と比較してつまらないなぁと感じることが多いです。
まとめ
つらつらと思う事を書いてみたのですが、愚痴ですねw
すいません。
でもパチンコ屋社員の仕事は、普通の仕事と比べてこんなに良い事や楽しい事があるんだよって知って欲しかったのと
辞めてから後悔しても遅いんだよって事を書いておこうと思いまして。
私の場合後悔というか、確かに慣れない環境で今は疲弊してますし
給料面の良さはパチンコ企業は頭一つ抜けてますし、環境面の楽しさといった部分では
とても良い仕事だったなぁ・・と恋しく思います。
ですが、いつまで働けるのか?だとか、業界の先行きへの不安感だとか
規模縮小による倒産や待遇劣化の不安、世間体などなどのマイナス面と
お金と楽しさを天秤にかけた時に、何に重きを置くかという事もありますし
基本的には長く居れる業界ではないなとは思いますけどね。
頭ではわかっているつもりですが、まだ色々な変化に慣れません。
今業界にいる方、特に若くない方は相当の努力をする覚悟か
辞めないで偉くなる覚悟を持った方がいいかもしれません。
偉くなったところでパチンコ業界は衰退していく気しかしないので
いつまで働けるかわかりませんけどね。
その間に貯金しましょw
あと何年働けるかもわかりませんが、時間的余裕と年収が恋しく思う今日この頃でした。
20代なら早く業界から抜けた方が良いし、30代前半なら頑張って抜けた方が良い。
将来的にお金貯めて自営やるとかなら出来るだけ稼ぐってのもアリですけどね。
30後半を超えてくるともう諦めてやれるところまでやるしかないかもしれない。
そんな感じかなと思います。
その他メリットについてはコチラをどうぞ。
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